たぶん、フツーのお母さん

自分のペースを探る、背伸びしない暮らし。

夜型から朝型へ

ハハの母いわく、生まれたときからの寝坊助だった。

予定日を6日も過ぎてから生まれた。
しかも、その日の朝に入院して、昼まで生まれず、後から来た人に何人も抜かれた。
母となった今なら、予定日なんて目安みたいなもんだと知ってるし、初産なんだから当たり前だと思うけど、昔は「そうなんだーだからかー」と思っていた。
自他ともに認める、夜型だった。


まだ産院にいるころから、他の赤ちゃんは寝ているのに目を爛々と開けていたと母は言う。まぁ、リズムが違うだけなんだけど、母はまことしやかに言う。
そんな子どもだったけど、母が添い寝が苦手だったおかげか、年子の弟が生まれたころには弟のベビーベッドの横に自分で枕を並べて寝たらしい。1歳前半で遠くに住む祖父母に出産のため1人預けられ、1歳半には1人寝ができるようになっていた。

そういえば、物心ついてから両親と布団を並べたことはない。
年子の弟とは、20歳まで同じ部屋だった。



チチの母いわく、小さなころから朝型だった。

夜明けとともに目を覚まし、みんなが寝ている枕元にひとりでミニカーを並べて遊んでいた。
夕方になると眠くなり、8時くらいには寝ていた。
大人になった今もあまり変わらず、夕飯のあと転がっていつの間にか眠っている。
朝は目が覚めると眠れなくなるから、自分の予定より早く起きたり、誰かが目覚ましを鳴らして起きなかったりするとキレる。



そんな2人が縁あって結婚し、気遣いと妥協と慣れの末、ワタシもだいぶ朝型になった。
むしろ、夜は何もできない。
起きてはいられるけど、動けない。動きがゆっくりになり、気づくとぼーっとしている。充電が切れる感じ。


朝はチチが起きたあとに起き、窓とカーテンを開けてトイレ掃除。洗濯機を回してチチのお弁当とムスコのおにぎりを握って、間に合えばラジオ体操。
子どもたちも6時半には起こし、ムスメはご近所のおばあちゃまたちとラジオ体操。ムスコもやる気があれば朝練。チチも付き合って、7時ごろに出勤する。
ワタシは朝ごはんを食べながらiPhoneをチェックして、洗いもの、洗顔と着替え、2回目の洗濯、掃除。ゴミは、ムスコが登校するときについでに捨ててくれる。

買い出しも午前中。
お仕事も午前中。
ママチャリの旅も午前中には出発する。
大掃除も朝からやることが多い。
けっきょく午後に持ち越しになることもあるけど、基本は午前中勝負。今は当たり前だけど、結婚した当初はできなかった。子どもたちが幼稚園に入って、止むを得ずそうなった。幼稚園バスで帰ってくるまでに用事を済ませないと、幼稚園から帰ったあとは6時くらいまで公園で遊ぶのに付き合わされる。幸い団地住まいでお仲間はたくさんいたから親子ともに楽しかったけど、帰ってから夕飯の支度をするなんて無理だった。

今は遊びに付き合わされることもないし、家に子どもの友達がいても5時には夕飯の支度を始める。友達が来ているときは雨のときばかりだから、夜練もないし夕飯が早い。だから、なるべくマイペースを貫く。


最近の目標は、10時にはお風呂に入って11時台に寝る。
10時から2時までが睡眠のゴールデンタイムだというし、夜はポンコツなんだから無駄に起きてても仕方ない。ついついドラマを見てしまって遅くなることもあるけど、だいたい11時台には布団に入れるようになった。



時間が読めないのは、たぶん母譲り。
せっかちなチチはきっといつもイライラしているけど、ワタシに何を言っても無駄なのを知ってるのか、何も言わない。
もしかしたら、ワタシがワタシなりに歩み寄っていることに気づいているのかもしれない。物音ひとつで起きてしまうチチと違って、ワタシは添い寝してる子どもが泣いても半分寝ぼけたままである。
そして、いくらでも二度寝ができる。


実は、ハハの母も完全な夜型で、未だに朝はポンコツである。
だから、娘であるワタシが夜型から朝型にシフトしたのは、チチがワタシに対してだけは寝坊しても絶対に怒らなかった気遣いの賜物だと思う。

今だって朝はポンコツで、昨日もチチにお弁当を持たせるのを忘れた。
ワタシか忘れるのはしょっちゅうだけど、チチまで気づかないなんて大丈夫かしらんとちょっと心配したくらいだ。

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