たぶん、フツーのお母さん

自分のペースを探る、背伸びしない暮らし。

ブローチ

昨日の今日で、ちっぽけな母としての自尊心をぺちゃんこにされ打ちひしがれながら家のことをしている。自分なんか、この家にいらないんじゃないかなー。ごはんを作ってくれるばあちゃんはいるし、あとは自動で掃除してくれるルンバと優秀な洗濯乾燥機があればいいんじゃないの? 家事以外のワタシのやってることなんてチチでもできるようなことばかりだし、必要な買いものは義理ママが行ってくれるだろう。今は、家にお金さえ入れていればいいような気持ちになっている。実際にはルンバも洗濯乾燥機もないし、義理ママも忙しいからワタシがいなきゃ困るのだろうけど。

あぁ、学芸会の衣装は困るかもしれないね。でも、ハハの母に頼めばハハが作るより立派な衣装ができあがるよ。



ワタシは自己肯定感が薄い。
だから、バカにされたりするとキレる。
自分に自信がある人なら鼻にもかけないのだろう。というか、自他ともに認める裏づけのある自信なら、バカにされることもないのかもしれない。

キレて、自己嫌悪に陥って、先ほども買い出しついでに本屋さんで育児本やら自己啓発本やらを眺めてきたけど、卑屈になっているときには何の言葉も入ってこない。とりあえず、自分にとって必要最低限のものはどれだけあるのか考えてみたけど、とりわけ、生きることと仕事で使うもの以外のものはいらないんじゃないかと思い始めた。
本もいらない。図書館があればいい。
アクセサリーも使うもの以外はいらない。
メイク用品と文房具は仕事で使うからいるけど最低限。
スキンケアも最低限。
太りたくないからおやつもいらない。
某通販サイトの会員登録も解除しよう。
あのアプリもあのアカウントもいらないんじゃないか。
行きたかったイベントは、どちらも行けずに終わった。
憧れだったコーヒーメーカーも戸棚に眠らせたまま。
おもちゃもゲームもいらない。
眼鏡はカジュアル用とフォーマル用の2本あればいい。
思い出は箱に収まるだけ。
カメラはいちおう取っておくけど、いつか見切りをつけるかもしれない。

ブローチを3つ手放すことにした。
下の2つはブローチ展で買ったのだけど、ああいうイベントはついつい欲張って買いたくなるからよくないね。けっきょく1番のお気に入りを1つだけ残すことにした。
あと、フォーマル用に祖母の形見のブローチを残し、ワタシのブローチは2つだけ。
下の2つは誰かワタシより似合いそうな人にもらってもらい、上のキラキラはクリスマスのオーナメントにしようかと思っている。もともとフェリシモのサンタブックで一目惚れしたブローチだしね。



こうやって、キレて自己嫌悪に陥るたびに自分のものを処分していったら、そのうち何もなくなるのかもしれないな。
今はまだ必要だと思っている着るものも、裁縫道具も、最低限のメイク用品も、仕事も、思い出も、趣味も、プライドも。

そうなったら、ホントにワタシには何もなくなるけど、それはゴールなのだろうか。
誕生日に箱買いした150枚のカードを嬉々として開けているムスコを眺めながら思う。

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