たぶん、フツーのお母さん

自分のペースを探る、背伸びしない暮らし。

同じじゃない

昨日はサッカーフェスティバルというのに子どもたちが参加するので見物に行った。去年もあったらしいけど、ワタシは行った覚えがない。チチは行ったらしい。サッカーフェスティバルとサッカー祭りは何が違うのか。行ってみれば一目瞭然。祭りは市の少年サッカー協会、フェスティバルは市のプロサッカーチームが主体のイベントだった。ふむふむ。


ただ、どちらも全員が競技に参加できるわけではなく、各種目に代表を何人か出す方式。幸い、わが家はムスメは女子対象の自由参加のイベントがあり、そちらでフルで楽しんだ。ムスコも、チーム学年混合のミニゲームに選ばれ、違うチームの選手にパスを出したり彼なりに活躍していた。他にも競技はあったものの、メインの2種目に2人とも出られたのはありがたかった。基本マイナス思考のチチは「公式戦に出せないからじゃないのかな」とか言っていたけど、公式戦に出してもらえないのは彼らの実力が足りないからで、こういう機会でもチャンスをいただけるのはありがたいことだと思うよ。本人が楽しくやれれば、それは自信に繋がるから。

最近、整体の本を読んでいる。
スポーツと不調は切っても切れないものだから、せめて少しでも子どもたちをサポートできないかと興味を持ったのだけど、野口整体の「体癖」という考え方が面白くてそれに関する文章を探しては読んでみる。野口さん自身の分析はかなり主観も含まれてると思うけど、その解釈を広げるような文章もあるから見つけては読んでいる。


世の中には血液型の性格診断がけっこうあたりまえのように横行しているけど、わが家は全員O型。でも、性格はみんな違う。ワタシは人格形成には家族構成や生活環境も大きく関係すると思っていて、チチとワタシは同じO型だけど、近所に親戚がたくさんいてお母さんが社交的なチチはそれなりに社交的に育ち、親子3世代で母がマイウェイタイプのワタシは1人が好き。同じ環境に育つわが家の子どもたちも、兄と妹で全然性格が違う。たった2歳の差でも、やっぱり兄は兄だし妹は妹で、男の子と女の子では周りの接し方も違う。兄がいるムスメは男の子といるのも抵抗がないし、妹がいるムスコは小さな子の扱いが上手だ。ムスメも老若男女関係なく仲良くできるけど、ムスコのそれとはちょっと違うと思う。ムスコは意外と小さな子に尊敬されているらしい。


野口整体の、その人の性格や体質が体格と影響しあっているという考えが面白くて、分析好きのワタシは興味を持った。ワタシは呼吸器系が弱いから、身体が薄くて前屈みになるというのも納得がゆく。ムスコは頭でっかちで胃腸が弱いから2種かなとか、ムスメは確実に捻れだとか、その人それぞれの対処法を考える材料にもなる。それが絶対だとは思わないけど、やっぱり自信がある人は態度に出るし、ない人は縮こまる。体格が良くても胸を張って歩く人と縮こまる人がいて、それは鷹揚だったり控えめだったりというその人の性格も関係してるんじゃないのかな。


つい語ってしまったけど、昨日子どもたちに「同じじゃないんだよ」という話をした。
ことの発端は2人でかるたをやっていて勝ち負けでケンカになり、さらにどちらが片づけるかでケンカになったから。当然2人で片づけるべきなんだけど、ムスメは最初自分が準備をしたんだから、最後はムスコがやるべきだと言う。ムスコは、ムスメがやめると言ったんだから、ムスメが片づけるべきだと言う。いつもなら、片づけたくないなら遊ぶなと一蹴するのだけど、ちょっと大人になっている子どもたちに説明をした。

世の中は平等なんかじゃない。
人はそれぞれ違う。理屈もそれぞれ違う。
ただ、ひとつ言えるのは、何もしないでは暮らせないということ。
家事をしなくてもお金は稼がなきゃならない。
働かなくても食べていける資産がある人もいるかもしれないけど、その人なりにやらなければならないことはあると思う。
どっちにしても、例え家族でもみんな同じなんかじゃなくて、だから自分のルールがみんなに通用するわけじゃない。例えば来年からムスコは平日夜も週に3日はサッカーの練習があるから、今やっている週2日の食器洗いのお手伝いは難しくなる。それをズルイと思うか、だから自分はちゃんと手伝おうと思うか。出来ないことをやるのは無理だけど、出来ることを手伝おうと思うか。やるなら気持ちよくやってほしいし、やらない人を妬んだり嫌々やったりしてほしくない。
具合が悪いときに手伝えなんて言わない。ワタシだって、具合が悪いときはやりたくない。
みんな同じなんかじゃないんだから、補い合おうよ。出来ることはやろうよ。やらない人をズルイと非難してもいいことなんてない。できる人がやればいいんだよ。


体格って、その人の能力にも関係すると思う。
背が高い人なら高いところに手が届く。脚が長い人は1歩が大きい。
小柄な人は可愛らしいし、背の高い人とは違う目線で世の中を見ている。
体格のいい人は安心感があるし、華奢な人は守ってあげたくなる。
身体が軽いから動きも軽やかだったり、ガッシリした人は力持ちだったり。
個々の能力も性格も環境も違うのだから、みんな同じ考え方なんかじゃないのだ。同じことをやらなくちゃならないわけじゃないのだ。
彼らがやっているサッカーなんてその典型じゃないか。ポジションで役割が違う。同じポジションでも、戦術や周りの選手との連携で求められる能力が違う。同じじゃないからこそ、自分のやるべきことはきちんとやらなきゃいけないんだよ。人がどうのなんて関係ない。自分がやるかどうかなんだよ。



なんて月曜日から熱く語ってみる。
自分に言い聞かせているようでもある。
整体に興味を持ったのだって、思春期に爪先が入り始めた子どもたちとどう接すればいいか迷っているからだし、自分自身の体質改善もしていきたいと思っているから。

人は、けっきょくは自分のために動く。
積極的にボランティアをしている人も、それが自分のやりたいことだからやるのだ。
子どもたちに説教をするのも、自分の将来の不安をなくしたいからだ。子どもたちのためだけじゃない。
それでいいと思っている。


□□□読んだ本□□□

イカ干しは日向の匂い

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