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たぶん、フツーのお母さん

自分のペースを探る、背伸びしない暮らし。

足るを知る②

実家よりの出動要請はなしになった。
でも、恵方巻はいただいた。ラッキー♫


今回の出動要請は、ワタシが「足るを知る」ということについて考えたこととリンクしている。


ワタシが実家を出るとき、実家には3匹の猫がいた。
それから十余年が過ぎ、最後の1匹が大往生した。最初の猫を交通事故で亡くし、情緒不安定になった母の元に次々とやってきた猫たちは、みんな長生きの孝行者。わが家の子どもたちの成長も、かまわれて迷惑そうにしながらも見守ってくれた。

3匹のうちの1匹目が19歳で死んだとき、母は悔やんだ。
病気になり、つきっきりで介護したものの、まだやれることがあったんじゃないか、はたして彼は幸せだったのか、悔やみに悔やんだ。

2匹目は老衰だった。
弱冠呆けていたようだけど、いつものようにごはんを食べて、いつものように用を足し、ぱたりと倒れて死んだ。21歳だった。
母と、こんなふうに死にたいね、と言った。
穏やかでおとなしい、彼女らしい最期だった。

3匹目のときは母も落ち着いていた。
やれることをやって、つきっきりで介護して、最期はゆっくりときちんと別れを全うできた。
「最後まで良い子だったよ」と母は言っていた。

「もう歳だし、猫は飼わないわ」と母は言っていた。

昨日ふとそのことを思い出し、母が今悔やんだり情緒不安定になったりしていないのは、猫たちが母にやれるだけのことをさせてくれたからだな、と思った。

21年も生きてくれて、
母や家族を癒してくれて、
今も母を支えてくれて、ありがとう。



今朝、そんな母からメールが来ていた。
「猫とお見合いするんだけど、年寄りだから後見人が必要みたいだからついてきてくれる?」
飼っていた猫にそっくりの保護猫を見つけて、トントン拍子に話が進んでいるらしい。高齢者の場合、もしやのときに最後まで面倒を見る後見人が必要とのこと。やるやるやるよ。うちは賃貸だから飼えないけど、家ごと面倒見るよ。
けっきょく、実家の父母の歳ならまだ若いということで後見人はいらなくなったのだけど、新しい子がやってくるのを家族で楽しみにしている。


「しかも、仲良しの子がいるらしくて2匹になりそうなの」だって!

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