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たぶん、フツーのお母さん

自分のペースを探る、背伸びしない暮らし。

ひとりでいいのさ

人づきあいは、難しい。

自称・人づきあいの上手いチチにいつもバカにされているワタシは、思えば小さいころから誰かとベタベタするのが嫌いだった。
トイレにぞろぞろと一緒に行ったり、何かといえば一緒に出かけたり、長電話したり……そういう、女の子の習性みたいなことは面倒くさいと思っていた。
大人になるとだんだんとそういうのは減ってゆくけど、何かというと集まって井戸端会議をしたりはある。そういうのも情報交換の場としては必要だと思うけど、固定の閉ざされたメンバーで日々の不満や誰かの悪口を言い合ったり、そういうのは不毛だと思うからできればそこまで踏み込まない程度で切り上げたい。世の中に、聞かなきゃ良かったと思うことは意外とたくさんある。

ムスコが犬みたいに誰かに擦り寄ってはうざがられて仲間ハズレにされていて痛々しい。ワタシは昔から擦り寄るのが嫌いで適度な距離を保っていたから、まぁ気づけばどこの仲間にも属していなかったりするのだけど、大人になってもどこの仲間にもぬるりと適度な距離を保って存在していたりする。それでいいんじゃないかと思っている。今もそんな感じだ。どこにも属していない蝙蝠みたいな存在。誰とでも話すけど、ホントはひとり。ムスコもそれでいいんじゃないかな?

逆にムスメは誰かに擦り寄るわけではなく、誰とでも仲良くし、常に自分の気分で行動している。自分勝手というわけでもなく、ちゃんとその場の空気に合わせて真面目にやらなきゃならないところでは真面目過ぎるほど真面目にやり、家では家族に甘えてワガママを言い倒す。この要領の良さはチチの血筋かと思ったけど、振り返ってみるとけっこう小さいときのワタシにも似ているのかもしれない。素晴らしいコミュニケーション能力は義理ママ譲りに間違いないけど、こと人づきあいにおける執着のなさ、マイペースさは大人になったワタシが人に合わせ過ぎることて忘れてしまったものかもしれないと思った。あぁ、でもワタシはお姉ちゃんだから、ムスメみたいに家族にワガママを言ったりもしなかったけど。いや、お姉ちゃんだからってお義姉ちゃんはワガママ放題だから、それは環境の差だな。



チチはひとりが苦手だから、ひとりでいると具合が悪くなる。今回も、この2日間で風邪を悪化させていた。
ワタシは気を使い過ぎて帰ってからグッタリし、嫌な気持ちを吐き出して泣いた。
吐き出して開き直って、ムスコの中学入学を機に人づきあいを切り替えることに決めた。思えば、人に合わせ過ぎた。



今回友達夫婦と3人で行動していて、どちらかというと気を使い過ぎる2人だと、たぶん本人はそれなりに気を使ってるつもりだろうけど端から見るとそうでもない1人がいてくれるだけでなんだか気が楽になることがわかった。
自分がそんな存在になれるとは思わないけど、もうちょっとマイペースでいいのかもしれない。だって、ワタシはマイペースな友達ママもちょっとワガママなお義姉ちゃんも好きだから。

ワガママなムスメに合わせるのも、ムスメが機嫌のいいときならぜんぜん平気。
ヒステリーを起こされると嫌になる。



人に合わせ過ぎるほど合わせるタイプのワタシとムスコは、適度にひとり行動スキルを磨いて自分のペースを保つ練習をしたほうがいいかもしれない。
もちろん、多少のコミュニケーション能力も必要だけど、ひとり行動でもゆきずりのコミュニケーションはあるし、ひとりでもけしてひとりではない。
帰る場所はある。



□□□読んだ本□□□

こどものころにみた夢

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