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たぶん、フツーのお母さん

自分のペースを探る、背伸びしない暮らし。

それはなんて青春

なぜか録れていた某バンドの再結成記念番組を、せっかくだから見た。


20代前半のころに、どっぷりハマった。肩まで浸かった。
何がきっかけだったか、誰かに影響されたわけでもなく突然ハマり、すでにライブツアーは始まっていてチケットは完売だったから、金券ショップで4倍くらいになったチケットを買って、会社帰りに1人でライブを見に行った。ライブに行くのも、金券ショップでチケットを買うのも、1人で行くのも初めてだった。

それから数年、すっかり職場でも友達の間でも、そのバンドと言えばワタシという感じで、ようするに他に仲間もいない中、ファンクラブに入って行ける範囲の会場のチケットを取り、1人でも出かけた。鈍行列車で6時間かけて行って、帰りは夜行列車で帰ったこともあった。某テレビ局で働いていたため、職権乱用で公開録画に潜り込んだ。前のめりになり過ぎて腿に痣を作ったり、スタンディングライブでもみくちゃになってコートを破いたこともあった。


活動休止になるころには熱も冷め、解散するころにはもう結婚して母になっていたけど、今でも曲が流れればテンションMaxで熱唱するし、場の空気が許せばカラオケで歌いたいけど、未だかつて場の空気が許されたのは、奇しくも同じライブ会場にいたかもしれないということが発覚したママ友と同席したときだけだった。それはもう、マイナーな曲を他の人がドン引きするくらい歌った。



久しぶりに懐かしい曲や映像を見て、動画を検索してごはんを作りながら熱唱して、ふと、あのころが1番アクティブだったなぁと気づいた。それまでもそのあとも好きなものはあったし、資料を漁ったり現地に出かけたり熱中していたものはあるけれど、お仲間がいたり、ハマり具合も軽傷だったり、あれほどまでにしかも1人でのめり込んでいたのは、あとにも先にもそのバンドと片づけぐらいだ。しかも、あのころはなんでか自信もあった。まだ若くて体力もあったし、友達もたくさんいたし、何より毎日楽しかった。電車の中でも毎日聞いていたし、家でも熱唱、週末はカラオケで熱唱した。1人でライブに行って、知らない人に話しかけて待ち時間を潰したりした。1人だったけど楽しかった。



別に、そのころに戻りたいなんて気持ちはないけれど、今になって、あのころは楽しかったなぁと気づいた。
1人でも行動してた。ライブに行けない理由なんて探さなかった。
さすがに西日本までは足を延ばさなかったけど、東北ぐらいまでは行った。帰りの電車がなくなって、友達のお母さんに迎えに来てもらった。前日まで東北を旅行していて、タッチアンドゴーで名古屋に行ったこともあった。


いやいやどうして、今のワタシもなかなかかもしれない。
子どものこととなると、ダブルヘッダートリプルヘッダーあたりまえ。タッチアンドゴーもしょっちゅう。
ママチャリでかなりの距離を移動するし、1人でも出かける。
知らない人にも話しかける。知ってる人にも話しかける。

子育ても、1人でいいじゃん、と思ったらスゴく楽になった。
1人のほうが動きやすいし、誰にでも話しかけやすい。連絡先も聞かないから、めんどくさいこともない。
あのころも、誰も仲間がいなかったけど、だからこそチケットが余ったら誰にでも声をかけた。逆に、友達の好きなバンドのライブに行ったりもした。いろんな人から情報がもらえた。

今は、子どもたちの熱狂的なファンに……なれたらいいなぁ。なかなかどうして、子どものこととなると近いだけに手放しに熱狂はできないのが残念だ。

□□□脳内BGM□□□

smile

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□□□読んだ本□□□

後悔しない生き方 人生をより豊かで有意義なものにする30の方法

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