たぶん、フツーのお母さん

自分のペースを探る、背伸びしない暮らし。

罪と罰

チチと子育てに関する意見が対立するのはよくあることで、今日もガツリとぶつかり合った。


ワタシはここ数年、サッカーのことには口を出さないようにしている。
人としての礼儀とかは別だ。挨拶はきちんとしなきゃいけないし、友達を仲間外れにしたりしてはいけない。
ただ、自主練をしないから遊びに行かせない、とかは別に考えている。そうしないと、サッカーをしていない子は遊びに行けなくなってしまう。わが家の子どもたちは、少なくともクラブの練習では本人なりに一生懸命練習していると思う。確かに、もっと頑張ってる子と比べたら全然努力が足りないと思うけど、そんなのはワタシ自身だって他のアルバイトの人と比べたら業務内容も就業時間も少ない。だから頑張ってないなんて言われたら堪らない。

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このたび、ムスコが実技系の宿題をほとんどやっていないことが判明した。
さっさとやってしまえと言っても「わからないから」と逃げ続けていた。プリントも確認せず、必要なものも確認しないまま夏休みの半分が過ぎようとしている。本当ならワタシが休みの間にどこかに連れて行くつもりだったが、練習が休みのこの1週間は死ぬ気で宿題を片づけろと言い渡す。終わる目処が立たなければ、遠征もじいちゃんちに泊まりに行くのもなし。学校の宿題をやるのはすべての大前提だ。


ワタシは正直、サッカーの自主練なんて本人がやりたくなければしなくていいと思う。ただし、自分から練習するくらいサッカーが好きじゃなければ、サッカーを続ける道は途絶える。それだけのこと。どうしてもサッカーを続けたくて、そのために努力をしている人には道が拓ける。親としても、そのための協力は惜しまない。
でも、人としての最低限の努力を怠っていたら、やはり道は途絶える。ある程度の成績を取らないと行きたい高校にも行けなくなってしまう。やりたいことをするための選択肢が減ってしまう。



ムスメの所属するサッカークラブでも、遠征を前に宿題チェックがある。
ムスメは他の宿題はすべて終わっているけど、まだ一行日記と自由研究が残っている。一行日記はともかく、自由研究が終わらないと遠征に行けないとムスメが焦って騒ぐから、ちゃんとコーチに努力はしているけれど、すぐに完成するような作品じゃないから遠征までには終わりませんと伝えるように言う。やってないわけではない。テキトーに終わらせればいいってわけでもない。もちろん、コーチは理解してくれた。


他の宿題は終わっているし、せっかくの休みだからムスメを遊びに連れていこうとしたら、チチが自主練をしていないからダメだと言う。宿題が終わってないムスコは当然だと思うが、ワタシはサッカーは楽しみや夢や目標のひとつだと思っているから、親が評価したり罰を与えたりすることではないと思っている。だからムスメには、自分から練習をしなければ中学以降のサッカーの道はないと思えと言い渡してある。サッカーの罰はサッカーで思い知るべきだ。罰としてプライベートの遊びを持ち込むべきじゃない。宿題が終わってないから遊びに行かせないならわわかる。学校とサッカーは同等ではない。


ホントのことを言うと、ワタシはずっと前からムスメはそんなにサッカーが好きじゃないと感じている。小さいころからサッカーをするのがあまりまえで、あまり自分でものを考えないムスメには目の前にあったサッカーをするという選択肢しかなかったんじゃないか。友達もいるし、家族も自分がサッカーをやることを喜んでいるし、褒められるし、一緒にできるし、それが別にサッカーじゃなくてもたぶんムスメは構わないんじゃないか。

もしこれからも続けたいと思うなら、もっともっともっとサッカーを好きになってもらいたい。
試合に出たくて、ボールを蹴りたくて、ウズウズするような。

少なくとも、試合を見ている最中に鬼ごっこを始めたり、居眠りをしたりするような選手はサッカーをやる資格はないと思っている。



□□□読んだ本□□□

女の人差し指〈新装版〉 (文春文庫)

女の人差し指〈新装版〉 (文春文庫)

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